私の家は自宅が事務所なので、夫とは四六時中、365日、ほとんど一緒に過ごしています。食事ももちろん3食自宅で食べますから、妻としては料理の手を抜くということがあまりありません。友人、知人はそんなに毎日一緒にいて窮屈じゃない?とか、そんなによく会話があるわね、と言うのですが、窮屈だと思ったことはありませんし、会話もよくまあこんなに毎日いろいろなことがあるものだと思うほど、途切れることがありません。昼食を毎日作らなくちゃならないなんて大変ね、と同情してくれる友人もいますが、これも苦になったことはありません。
そんな生活を20年以上続けてきているせいか、むしろ夫のいない日というのがあまりに所在なく、何をして良いのかわからなくて困るぐらいなのです。テレビを観るのも好きじゃないし、ゆっくりのんびり本でも読もうと思っても、なんとなく一人でいる時というのは落ち着いて活字を読むことができないんです。本というのは精神的に安定している時しか読めないんですね。一人で食事をしてもちっともおいしくないので、ありあわせを食べて、お腹だけいっぱいになればいいやという感じ。
人に言うとどれもこれも信じられないことだと言います。妻が精神的に自立してくれていたほうが良いという夫もいるようですが、私の家の場合は、寂しがりやの妻を持った夫は、たぶん、それなりに幸せなんじゃないかな?そう自負しているのですが、果たして夫はどう思っているのでしょうね?

